こんにちは、スタッフの後藤です^^
今年は秋が深まる間もなく、気が付けば冬の寒さになっていましたね。
みなさんは紅葉の美しい、夜長の秋を少しでも堪能することができましたか?
「食欲の秋」「芸術の秋」、そして「読書の秋」。
少し季節が進んではしまいましたが、「読書の秋」を振り返るべく、先日の全体朝礼で利用者さんの皆さんにおすすめの本を紹介していただきました。
読書の良さの再確認はもちろん、自分の考えたことを自分の言葉で、わかりやすく聞きやすく発表するという練習の場としても今回みなさんに実施していただきました。
会社だとプレゼンをしたり、お店だとお客様に商品の説明をしたり。大人になっても人前で話をすることは多々あると思います。
ですが、なかなか練習の機会がないですよね。鏡の前で一人練習も限界があります。
そんな中、ティオでは様々な場面で、人前で発表する機会を設けています。
それではまず、Sさんのおすすめの本の紹介です。
「それからはスープのことばかり考えて暮らした」吉田篤弘著
「仕事をやめた主人公はお気に入りの映画館のある小さな町に引っ越す。なぜかみんなが持ってるサンドイッチの袋が気になったり、映画館でいつも出会う緑の帽子の素敵な老婦やフランス映画に出てくるようなマダムな大家さんだったり。平坦な物語で出てくる人たちもふわふわしているけど何かちょっと悲しい過去があったり、辛いことがあったり。でもそういうことは口に出さず表情とかで描写されていて、そういうもの抱えてるけどみんないいよね、というお話。
読み終わった後はおいしいサンドイッチとおいしいスープが飲みたくなる本です。」
Sさんはとても詩的で、みなさんの興味を惹くあたたかい紹介をしてくれました。
たまたま図書館で見つけ、タイトルに惹かれて手に取ったようです。
偶然の出会いの本、その後に自分にどんな影響をもたらせてくれるか楽しみですね。
Sさんは初めは緊張していましたが、だんだんとスムーズに言葉が出てきて、スタッフに同じ著者でおすすめの本について聞かれるとパッと応えてくれました。
(「パロール・ジュレと紙屑の都」という本を紹介してくれました!こちらもとても面白そうです^^)
人前で発表が苦手、という方もいると思います。
確かに緊張もして、目線が自分に集まるというのはドキドキしてしまいますよね。
練習次第で少しずつ慣れてきたり、こう発表すれば大丈夫だと自分の方法が見つかったりするものです。
みなさんのペースで、少しずつ慣れていきましょう。もちろん、スタッフも一緒に考え、サポートします。
次回は、アニメ化もした大人気コミックがおすすめ本の利用者さんを紹介いたします!
寒い日が続くので、温かいスープを飲んでほっこりと過ごしてくださいね。
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