就職後も活用できたティオの訓練内容～卒業生の実践報告：file20

札幌の就労移行支援事業所ティオ中央区役所前、ティオ札幌駅前では

〈周囲の環境や人間関係などのストレスに対応し、

ココロが楽に生きることができる考え方〉

をお伝えし、就職後も自分の力で前に進むことができる“ココロの土台づくり”を大切にしています。

ティオを利用して就職決定された方は、この考え方の土台を活かすことで、

“【過去の自分だったらつまづいてしまった問題】を自分で解決できる”

“そもそもその問題につまづかず、楽な気持ちで楽しく働くことができる”

といった力を発揮しながら社会で活躍されています。

就職されてからお会いすると、

皆さん、とってもたくましい姿となっていますよ！

そこで、今までに就職決定先で働いていらっしゃる利用者さんから報告していただいた

【考え方の土台】を活用することでよかった例を、皆さんにもご紹介したいと思います。

利用者さんからの“リアルな声”をお聞きください★

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人間関係の決め事

人間関係はとても難しいと思う。
それぞれの考えが交差し、時には利害関係も絡み合いながら衝突する。
「みんな仲良く」が簡単ではないのがリアルなところだ。

私自身、他者とうまくやれるほど成長できていないが、少しだけ学んだことがある。
一言で言うと、「お互いの価値観の違いを見つけ、認め合う」に限るのではないかということだ。

育ってきた環境や今置かれている状況が全員異なるから、考え方にも違いが生まれる。
その事実を時々忘れそうにはなっていないだろうか。
自分のモノサシばかりを相手に押し付けてはいないだろうか。
違いがあることを思い出し、それを許し合うことができれば、いままでよりも相手に寄り添うことができる。
私なりの、人との関わり方のルールだ。

また、違いを見つけるための話し合いは早い方が良いとも考える。
後になって、揉め出したらとても気分が悪いし、「こんなはずじゃなかった」と後悔するのもごめんだ。
早い段階で、対立して違いをはっきりさせる努力をしよう。
そして、「もうやりきった」と思ったら、その後に文句を言うのもなしだ。そのくらいの爽やかな決め事を自分で作ろう。
喧嘩することはいけないことではないし、お互いのために必要があるならしても良いと私は思う。
人間関係は大変なものではあるが、それだけ奥深いと感じられる日が来ると信じたい。

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人間関係の悩みは、誰しもが遭遇したことがあるのではないでしょうか？
そして、人間関係の悩みによって、心身が疲れてしまったり、不調へつながってしまったりした経験はありませんか？

今回報告をくださった元利用者さんがおっしゃる通り、
“みんな仲良く”と理想はあれど、現実ではなかなか難しいものですよね…

人間関係の悩み