こんにちは、ティオ中央区役所前です。
利用者さんと就職活動を行っている時に、【できる事】についてお話しすることがあります。
自己PRや履歴書、面接で「私は何ができるのか」を伝えるためです。
そこでよくアドバイスすることがあるので一例をご紹介します。
現在就職活動されている方はぜひ参考にしてみてください。
また、障害をお持ちの方でもっと知りたいと思ったらぜひお問い合わせくださいませ。
さて本題に入ります。
【できる事】について整理している時によくあるのが「できるとおもう」と思いこんでしまうパターンです。
利用者さんの中にも気づかずにできる事としてピックアップしている方がいらっしゃいます。
例えば、次のようなケースです。
①電話応対は業務としてやったことはないが出来ると思う。
②データ入力はローマ字入力ができるからできると思う。
③提出物に関しては期限通どおり出せているからできると思う。
こうした経験を「できる」と書いてしまう人は意外と多いとおもいます。
このまま採用選考に進んでしまうと、なかなか面接に受からなかったり入社後のミスマッチに陥ってしまうかもしれません。
では、「できる」と判断する基準は何でしょうか?
結論から言うと、業務レベルで自分が実際に遂行できた経験があることが「できる」の基準です。
上記の例から見てみると
①電話応対は電話の使い方(内線、外線)について理解しており、丁寧な言葉遣いがつかえて、
引継ぎ相手の名前と居場所がわかる、メモを抜けなく取れる。ここくらいまでできて【できる】になります。
②データ入力では入力が行えても、誤字があったら仕事としては難しいです。
確認を仕組化して誤字脱字がないレベルまでが【できる】になります。
③提出物では業務日報を書くとして振り返りが読み手に伝わる事、次回に活かせること
丁寧に書くことなどができて【できる】になります。
もちろん企業によって求めるスキルは変わってくると思いますが
「自分の手で業務を回せるかどうか」がポイントです。
これをクリアして初めて、「できる」と胸を張って言えるスキルになります。
まとめ
就職活動で自分のスキルを整理する際は、
・実務レベルで経験したかを振り返る
・知識や感性だけでは「できる」とは書きづらい
・業務を一通り自分で遂行できた経験を中心に整理する
この視点で整理すると、自己PRもより正確になり、面接でも自信を持って話せるようになります。
就職活動は、自分の経験と向き合い、正しく伝えることが大切です。
「できる」の本当の意味を理解することで、無理なく自分をアピールできるようになります。
最後に
しかし、どの程度自分ができるか等調べるのは難しいと思いますし、客観的な意見が必要になってくると思います。
そこでティオに通われている方はみなさん模擬就労という形で本番を想定した様々な訓練を行いフィードバックし
業務レベルでできるかどうかを判断できる環境があります。
模擬就労をおこなうことで自信をもって【できる】こととして
面接で発言し就職されている方々がいらっっしゃいます。
自分できるかどうか不安・・・と思う方も大丈夫です!
どんな方も初めは未経験から始まっています。
なので初めはできなくて当たり前だと思います。
少しでもスキルをつけたい方は計画を立てて訓練し振り返って、再度訓練などサポート致します。
模擬就労についてどんなことをやっているか気になる方はこちらのブログを参考にご覧ください。
※その方によって模擬就労は変化していくのであくまで一礼になります。
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