2022.6.11

人間関係の悩み

【ウクライナへの折り鶴を送る問題】からコミュニケーションを学ぼう

こんにちは!スタッフの川田です。

 

ここ最近、YouTubeやネットニュースで話題となっている

【ウクライナへ“平和の折り鶴を送ろう”問題】皆さんは耳にしたことはありますか?

 

障害者支援施設の利用者が、ウクライナ国旗の色で折り鶴を折り、日本の同大使館に届ける予定とのニュースに対し、

とある有名人がネットで

 

「『千羽鶴とか無駄な行為をしていい事をした気分になる事は恥ずかしい事である』

というのをそろそろ理解してもらいたいと思っているのは、おいらだけですかね?」

 

「ウクライナに折り鶴を送ることは狂気。実際は誰も助けないのにいい人ぶりたい人のエゴでしかない。

そんな暇あるなら、バイトでもして、ウクライナに海外送金してあげなよ」

 

などと投稿し、物議を醸している問題です。

 

ティオ中央区役所前で行っている【自己活性プログラム〈活トレ〉】では、

今回はこの【ウクライナへの折り鶴問題】について、利用者の皆さんと考えました。

活トレの様子

 

ウクライナへ折り鶴を送ることについてどう感じるか。

皆さんの意見としては

・学生時代、入院していた友人に千羽鶴を折ってプレゼントしたら友人が喜んでくれて、いい影響を与えた。

今回の問題についても折り鶴を送る気持ちは大切にしてあげたい

・現地の人は毎日生きるか死ぬかの思いをしている。そんな人々に折り鶴は必要なのか?

・すぐに使える物でもない折り鶴を送って、想いは伝わるだろうか?

などなど。

たくさんの意見を出していただきました。

 

今回の問題について考える時に大切なのは、有名人の方の投稿にもあるように

〈相手が求めていること〉か、〈単なるおせっかい〉なのかです。

そこでキーワードは【共感的理解】という言葉が出て来ます。

利用者の皆さんも、共感的理解をしたうえでの行動の大切さを、しっかりと理解して頂きました。

 

さらに!

実は、この問題は〈人間関係の中でコミュニケーションを円滑に進めるために必要なこと〉

に気付かせてくれる、とてもありがたい問題。

 

仮に有名人が正しいことを言っていたとして、

投稿の言葉や姿勢は、果たして問題無いのでしょうか?

ここに、人間関係を円滑に進めるポイントが隠されています。

 

利用者の皆さんは、今日の学びを今後のご自分の生活にも役立てて下さいね!!

活トレについてもっと詳しく知りたいという方は、プログラムの見学・体験や

収録した動画の試聴も行うことが出来ます。

 

一度ご気軽にお問い合わせ下さい。

お待ちしています♪

活トレ

 

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