2022.9.8

事業所の選び方

就労移行支援はハードルが高い!?

こんにちは。スタッフの深井です。

 

突然ですが、就労移行支援はハードルが高い!

そんな風に思っている方はいませんか?

 

 

これは、以前は私自身も感じていたことで、

実際に病院の支援員さんなど、障がい者と関わるスタッフの中でも、そう思っている方が多いのではと感じたので、

この記事を記載します。

 

人によって、それぞれイメージレベルは異なると思いますが、

結論からいうと、

実際はあなたが思っている程、ハードルは高くないです!

 

これは、私が就労移行支援事業所に就職してはじめに感じた想いです。

 

 

 

というのは、

ハードルが高いと思っている皆さんは、

どんな理由からそう思っているのでしょうか?

 

なぜ?

 

私が、精神科病院のソーシャルワーカーとして働いていた時のイメージは、

「一般就労に行けるようなレベルの方が行く所 = ハードルが高い」

「まずは、B型事業所やA形事業所など、スモールステップを経て、その先に目指すのが就労移行支援事業所」

そんな風に思っていました。

 

 

そう思ってしまう理由の一つとしては、就労移行支援とは?の説明文も影響しているのではないかと思います。

下記厚生労働省のページの記載にもある通り、

 

厚生労働省説明文

 

 

「一般企業に雇用されることが可能と見込まれる者」

これをどう解釈するかということが、少なからず影響しているのではないかと思います。

 

この、「可能と見込まれる者」これは誰がそう判断するのでしょうか?

まずはじめに大事になってくるのは 本人やご家族の意志 だと思います。

つぎに、関わる支援員(病院の先生やソーシャルワーカー、時には相談支援事業所のスタッフなど )の意見

 

それぞれの立場になって考えてみると、

 

障がいがおありの方やご家族の方が就労支援を利用しようと考えた時、どんな想いでいるか?

はじめから「私は一般企業に雇用される自信があります」「うちの子は、きっと一般企業でもやっていける!」

そんな風に、自信を持っている人はごく僅かだと思います。

 

障がいがおありの方は

様々な辛い経験を経て、すごく不安な想いで、それでも「何か就職に向けて動き出したい」と、

将来の分岐点に立って悩んでいます。それは、これまで本人を支えていたご家族も同じ。

 

そのため、どちらかというと、

「自分に合った仕事なんてあるのだろうか・・そんな自信ない・・」

「けれど、いつか自分の力で仕事をして、収入を得られるようになりたい・・」

そんな漠然とした不安な想いを抱えながらも、一歩踏み出そうと考えている方のほうが多いのではないのでしょうか。

 

 

例えば、そんな想いを周囲の支援員にお話すると、

「では、まずは不安を解消するためにも、スモールステップでB型事業所などからやってみましょう」

「まずは、生活リズムを整えるためにデイケアから利用していきましょう」

そんな流れになることも多いのではないかと思います。

 

 

そのステップがダメということはありません。

しかし、スモールステップにし過ぎて、その方の可能性を潰しているかもしれない

 

実際の就労移行支援を知って、今私は、そんな風にも思います。

 

これまでの支援を振り返ると、

あの時にB型事業所を紹介したあの方、就労移行支援に行けることができたな

と感じることがあります。

B型事業所に行っても、一般企業への就職の道が閉ざされたわけではありません。

しかし、人生の中での時間の使い方が大きく変わると思います

 

 

それは、実際に目の前で就職をして旅立っている利用者さん

日々の学びを通して、みるみる成長している利用者さんをリアルタイムで見て、

感じるものがあるからです。

 

どんな障害の状況であったとしても、ご本人が「就職したい」「そのために学んでいきたい」

という意志さえ持っていれば、叶えられると思います!

 

 

極端にいうと、

その意志さえ持っていれば「可能と見込まれる者」に該当する!

そんな風に私は思います。

自信なんてなくても大丈夫です。はじめから自信がある人なんていません。

 

 

 

大切なのは、心の奥底にある

あなたのどうなりたいか  という気持ちです。

 

その気持ちを大切にして下さいね。

 

 

 

 

さいごに、古代中国の時代に生きた思想家 孔子の言葉を紹介します

 

ある時、孔子の弟子が

 

「先生が教えてくださることを嬉しく思わないことはないのですが、私は力不足でとてもついていけません。」

と言いました。

 

 

 

孔子は、こう答えました。

孔子のイラスト

「本当にお前に力がないのなら、今までついてこれず、途中で力尽きているはずだ。

お前は、自分で自分の能力に限りをつけているだけだ。

自分がダメだと思い込んでいるだけだ。」と答えました。

 

 

 

 

「できない」と自分で見切りをつけてしまって行動せずにいると、いつまでもできるようにはなりません。

自分の力に自分で限界を決めることは、成長の可能性を止めてしまうことと同じなのです。

できないと決めつけるのではなく、できるように挑戦し続けることが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたも就労移行支援に挑戦してみませんか?

 

 

 

さいごまで読んでいただき、ありがとうございます(*^^*)

 

 

 

 

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