2023.2.17

事業所の選び方

【就労移行の選び方:番外編】面接指導のクオリティで判断しよう

所長の窪田です。

 

【就労移行支援事業所を選ぶ時のポイント】

今日は番外編です。番外編では、基本編ほど

ではありませんが、選ぶ時の基準として

大切な点や、ちょっとした確認ポイントについて

お伝えしていきます。

 

基本的な就労移行支援事業所の選び方の

基本ルールは、基本編でお話をしているので、

以下をご覧ください。

【就労移行支援事業所の選び方基本編はこちら】

【就労移行の選び方:基本①】企業や社会の仕組を熟知したスタッフがいるか?

さて、では番外編①です。

 

就労移行は一般企業への就職のサポートをするので

当然「採用面接」指導が必要になります。

この採用面接の指導の「質」(クオリティ)には

事業所さんで大きな差があります

 

指導が上手ではない事業所に入ってしまうと、せっかく

利用される皆さんの能力やスキルがあっても、伝え方が

上手じゃないために採用されないということになって

しまいます。

 

おそらく、

多くの事業所さんは採用面接指導の力はない

と思っています。

 

理由は、採用面接の経験が無い支援員の方がほとんどだからです。

(統計をとったわけではないですが、指導経験のある人材がこの業界には

ほぼ流入してきていないのは感覚的に確かだと思っています)

 

 

採用面接の経験が無いのに、採用面接の指導をする

 

これが、ほとんどの就労移行支援事業所の実態です。

もちろん、ご自身が採用面接を受けた経験はあるでしょう。

でも、採用面接を実際にしたことがない支援員の方が

現実には面接指導をしています。

 

こんなのはおかしいわけです。

 

レストランで料理を客として食べた経験しかない方が、

つまり、作った経験がない人が、作るスタッフはどんな人材が

良いのか判断できるでしょうか?っていうことです。

 

当然判断できないし、見抜けない。

採用する企業側の気持ちに立ったことがない人が

いくら指導しても意味のある指導なんてできないわけです。

 

だから、そういう経験の無い就労移行の支援員の方々は

本気で面接指導を研究すべきだと思います。

つまり、料理の勉強をしたり、料理人の気持ちがどういうものか

ということについて調べまくるということをしたほうがいい。

でも、お時間がい無いのか、研究方法を知らないのか、

ほとんどやられていません。

 

仮に、経験があります!という方もいると思うのですが、

面接のオブザーブの経験くらいで、自分の経歴を「盛る」方が

多いので、要注意です。

 

ティオでは、所長の窪田自身が、前職で、3000人を超える

採用面接を直接担当し、自分が役員として実質、最終の

採用決裁権をもらってました。この経験をしていると違います。

なぜなら、採用ミスをすると、社長からマイナス評価を受ける

からです。

 

自分のために、会社のために

本気で採用面接を研究しました。

 

どうすれば良い人材を見抜けるか?

どうすれば会社に貢献してくれる人材が採用できるか?

どうすれば短期で退職しない人材を採用できるか?

 

日々考え続けてきました

 

なので、

ティオでの採用面接指導は、かなり『濃い』

です。

 

逆に、採用する側の企業の担当者への採用の仕方の指導・研修

しているぐらいです。どうすれば、上手く「盛った」「着飾った」

応募者の実態を暴ける(あばける)かを教えています。

 

だから、指導がとんでもなく『濃い』んです。

どちらの側の立場も知り尽くしているからできる指導です。

 

ぜひ、採用面接の指導の質の高さを

就労移行支援事業所を選ぶときの

ポイントにしていただきたいと思います。

 

 

ただ、具体的に採用面接指導の質の高さを

どうやって見抜くかは結構難しいと思います。

 

「面接経験指導ってきちんとしてるんですか?

「はい、もちろんです。これまでの実績もたくさん出ています」

 

質問しても、これぐらいの回答で、返されてしまうので

なかなか見抜けません。

 

そこで、採用面接の本番で次のような質問された時に、

どんなふうに回答すればよいかと聞いてみてください。

これにまともに回答できるかどうか?

腹落ちする回答法を答えられるか?

 

さっと、素晴らしい回答がでれば、まあまあの指導力があると

言えると思います。

 

何か、説得力ないなとか、はっきりしないな

という回答の場合はNGです。

 

 

では、質問をお伝えしますね!すごい簡単な質問です。

 

 

『前の職場で何か

   不満ってありましたか?』

 

※働いてない期間がある方にもその前の職場としての経験として聞かれた場合です。また、働いた経験が無い方については、コミュティとしての学校での経験として聞かれる可能性がある質問です。

 

この質問にズバッと回答指導ができる

いる事業所を選ぶ

 

べき。

 

今日の、就労移行の番外編①のポイントです。

 

この回答の仕方についてはティオを利用いただいている方には

3ステップで、その方に合わせた回答法をお伝えしています。

 

ぜひ、考えてみてくださいね!

 

追記:

ネット検索すると結構、

いろんな人材系の会社さんが回答例を出しています。

でも、どの回答も、自分がもし採用企業の面接官なら

納得できない、スッキリしない回答例ばかりです。

ここに、実はネット社会の限界があります。

自分の頭で考えずに、すべての答えがネット上にあると

思いこんでいる人がすごく多いです。そんなことないんです。

自分が、このブログを執筆現在で調べましたが、完璧な回答

をしているネット情報はありませんでした。

 

 

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