就職後も活用できたティオの訓練内容～卒業生の実践報告：file3

こんにちは！

札幌の就労移行支援事業所ティオ中央区役所前、ティオ札幌駅前では

〈周囲の環境や人間関係などのストレスに対応し、

ココロが楽に生きることができる考え方〉

をお伝えし、就職後も自分の力で前に進むことができる“ココロの土台づくり”を大切にしています。

ティオを利用して就職決定された方は、この考え方の土台を活かすことで、

“【過去の自分だったらつまづいてしまった問題】を自分で解決できる”

“そもそもその問題につまづかず、楽な気持ちで楽しく働くことができる”

といった力を発揮しながら社会で活躍されています。

就職されてからお会いすると、

皆さん、とってもたくましい姿となっていますよ！

そこで、今までに就職決定先で働いていらっしゃる利用者さんから報告していただいた

【考え方の土台】を活用することでよかった例を、皆さんにもご紹介したいと思います。

利用者さんからの“リアルな声”をお聞きください★

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比較することは悪か? 人と会うと疲れてしまう。そんなことを思う人はいるだろうか。
実際に人間関係に悩む人はとても多く、仕事を辞めるきっかけになってしまうのも今の時代ではよく聞く話だ。
人と話していると、自分と比較してしまうこともある。その度に気持ちがどんよりと暗くなっていく。
そのうち、比べることを辞められない自分が嫌になってくる。私自身、そのような経験をたくさんしてきた。
今は、自立の考え方を身に付けてきたため、以前より気にしなくなった。
当時は他人と自分の置かれている状況を並べて、自分は何者にもなれない気がして落ち込んでいた。
今となっては、懐かしい自分の思い出になりつつある。

では比較することは悪なのか?という疑問が浮かんでくる。
マイナス思考になることは自分のメンタルにおいては良くないが、比較することはすべて悪と言っていいのだろうか?
それは違うように感じる。人と比較することで初めて自分の立ち位置を知り、自分らしさに気がつける。
比較の枠組みの中でしか得られないことは必ず存在すると私は考える。
だから比較してしまう弱い自分を責めるのではなく、吸収できることを自分のものにしてしまえばいい。
学びに変えてしまえばいい。落ち込んでしまう理由なんてどこにもない。

自立型の原則はバランスを大切にしている側面がある。
「自責も他責も悪くない」とかバランス重視の考え方もたくさんある。今回も同じことが言えよう。
比較すること、しないことのバランスを取り、自分の心を穏やかに保ちながらも自己成長へと持っていく。
それが自立の正しき姿だと感じている。
福祉の仕事を長年続けている方で、関わる人の自分らしさを大切にしているという話を聞いたことがある。
「その人らしさ」を大事にする福祉をモットーにして利用者と接する姿はとても輝いて見える。
自分らしさの大切さを知り、私はこの方から良い刺激を得た。人と出会うことでたくさんの刺激をもらう。
もちろん、良いことも、悪いことも。
人間関係で時には上手くいかないことは出てくるが、自分らしさに気がつける時間にしたい。
そして、自分もその人も尊重できるようになりたいと願う。