就職後も活用できたティオの訓練内容～卒業生の実践報告：file11

札幌の就労移行支援事業所ティオ中央区役所前、ティオ札幌駅前では

〈周囲の環境や人間関係などのストレスに対応し、

ココロが楽に生きることができる考え方〉

をお伝えし、就職後も自分の力で前に進むことができる“ココロの土台づくり”を大切にしています。

ティオを利用して就職決定された方は、この考え方の土台を活かすことで、

“【過去の自分だったらつまづいてしまった問題】を自分で解決できる”

“そもそもその問題につまづかず、楽な気持ちで楽しく働くことができる”

といった力を発揮しながら社会で活躍されています。

就職されてからお会いすると、

皆さん、とってもたくましい姿となっていますよ！

そこで、今までに就職決定先で働いていらっしゃる利用者さんから報告していただいた

【考え方の土台】を活用することでよかった例を、皆さんにもご紹介したいと思います。

利用者さんからの“リアルな声”をお聞きください★

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輝ける舞台

自分に合った働き方はどこにあるのか。その答えは今の私には見つけられていない。
体調がどうしても普通の人より安定しなかった。それが理由で人よりもできないことが多くなる。
いつも悲観的になってしまう原因となった。
現在でも悔しい気持ちがなくなったわけではないが、
ティオでの学びを通していつまでも悲観的なままでいることはない。
少なくとも後ろは向いていないと思う。

最近読んだ本に探していた答えのヒントが書いてあった。
オリンピック選手は直接何かをしていないが、見る人に希望を与える職業であると。
確かにそうかもしれない。
オリンピック選手は、農作業をしているわけでも、商品を売っていることもない。
でも、仕事として確実に存在していて、きちんと価値がある。その人なりの社会への貢献の仕方だと私は思う。

この考え方を自分にも応用はできないだろうか。
自分の持つスキルにスポットライトを当てた時、何か貢献できる場所があるのではないか。
それは本当に小さいマーケットかもしれない。それでも、生かせる場所があれば、きっと自分は輝ける。

「この世は舞台。人はみんな、それぞれの役を演じる」

イギリスのことわざにあるそうだ。
人間はそれぞれふさわしい役割が与えられていて、社会が成り立っているという意味があるらしい。
なんとも前向きなことわざだ。
自分ができることに目を向けて、必要としてくれる場所で、私にしかできない仕事のやり方を追求したい。
私の次に目指す山はそこにある。

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自分に合った働き方がどこにあるのか。

これは就職を目指す方の中でも不安に思う方は多いかもしれません。

さらに、働いている方でも、現在の働き方が自分に合っているかと問われると、回答が難しいのではないでしょうか？

働いている方であれば、現在の働き方で体調に影響がなければ、継続することで見えてくるものがあるでしょう。

ではこれから就職を目指す方は、どのように探せばよいのか…

この点も、働く前から明確になるのは難しいことも多くあります。

ただ、就労移行支援事業所などで、『就職の練習』をすることにより、

大体の方針を理解することはできるのです。