就職後も活用できたティオの訓練内容～卒業生の実践報告：file13

札幌の就労移行支援事業所ティオ中央区役所前、ティオ札幌駅前では

〈周囲の環境や人間関係などのストレスに対応し、

ココロが楽に生きることができる考え方〉

をお伝えし、就職後も自分の力で前に進むことができる“ココロの土台づくり”を大切にしています。

ティオを利用して就職決定された方は、この考え方の土台を活かすことで、

“【過去の自分だったらつまづいてしまった問題】を自分で解決できる”

“そもそもその問題につまづかず、楽な気持ちで楽しく働くことができる”

といった力を発揮しながら社会で活躍されています。

就職されてからお会いすると、

皆さん、とってもたくましい姿となっていますよ！

そこで、今までに就職決定先で働いていらっしゃる利用者さんから報告していただいた

【考え方の土台】を活用することでよかった例を、皆さんにもご紹介したいと思います。

利用者さんからの“リアルな声”をお聞きください★

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私が頑張る理由

頑張り続ける未来に疲弊することはないだろうか。
私は定期的にそういう瞬間に見舞われる。病気を持ちながら、日常生活を送ることや収入を得るために働くことは、
達成感を感じることがある一方で、逃げ出したいほどつらいと感じることもある。

そんな時、どうしたらよいのだろうか？
よく、弱い自分を認めてあげると良いとか、優しく自分に声をかけてあげようとか、
言われるがそんなことができていたら苦労していない。
自分の病気を受け入れることがどれだけ難しいのかは自分が一番わかっているのだ。

そこで、私は頑張る理由を単純に考えてみた。
答えはすぐそこにあった。今よりもできる自分になりたいのだろう。
やれることが増えて成長を感じ、周りからも感謝される。自信を持てる自分になりたいのかもしれない。

では、今の自分ではだめなのだろうか？ふと、疑問が頭をよぎる。
確かに、人よりも制限が多くできることは少ないがその中でも必ず進歩はある。
周りからの「ありがとう」もゼロではない。
こうやって、頑張る目的を考えてみると、今の自分でもだめではない気がしてきた。
うっすらとプラス思考が浮かんでくる感覚だ。人によってはやる気を取り戻すことができ
たり、計画を立て直すことで前に進みやすくなったりするかもしれない。
道に迷ったときは、目的を考えると良さそうだ。ぜひ試してほしい。
つらいなら、無理に前向きになろうとしなくていいと私は思う。
後ろを向いて立ち止まる時間があっても悪くない。
でも、必ず戻ってこよう。戻ってくるときに、元気に「何のため？」と自分に問いかけてみよう。