こんにちは、スタッフの広瀬です。
突然ですが、就労経験のある方で
「上司に話しかけたいけど、今忙しそうにしているな・・・」
「いやでも報告しないといけないし困ったなあ・・・」
などという困ったご経験はありませんか?
コミュニケーションに苦手な印象がある方などは一日に何度も起こる可能性があるかもしれません。
タイミングを気にすることは会社で働くのに必要なことです。
ですがあまりそれが過度に続いてしまうとストレスになってしまう可能性もありますし
もし報告などを放置してしまうと、仕事が効率的にいかなかったり、問題が起きていたら良くない方向にいくことも・・・
しかしそういう社会人基礎力はあまり練習する機会がなく、いきなり本番というケースが多いと思います。
ティオ中央区役所前ではそういった個人の働く上で苦手な事の練習をすることができます。
どのように練習してスキルを学んでいるか、一部ご紹介したいと思います。
まず現在、ティオ中央区役所前では模擬就労といった形で就労の練習を行っております。
たとえばデータ入力やヨガマット清掃など、その方にあわせたものをやっています。
模擬就労の中で、利用者さんは開始と終了の際に報告をするというルールで行っていて
何度か模擬就労を行った利用者さんに実践的にやってみてどう思ったかお話を聞きました。
「報告が難しい」といった方が多くいらっしゃいます。
その理由として何個か出てきましたが
今回は【話しかけるタイミングがわからない。】という部分にフォーカスして
どうすれば話しかけやすくなるか、利用者さんと一緒に考えた内容をご紹介します。
結論から言うと今話しかけていいタイミングか直接聞くのが
円滑に話しかけられるようになる方法の1つだと思います。
上司がパソコンをカタカタ打ってる状況があったとします。
忙しそうに見えても上司が何をやっているかはこちらはわかりません。
話しかけていいタイミングを判断するのはこちらではなく上司です。
「今お時間よろしいでしょうか?」と聞きましょう。
「大丈夫ですよ」といわれればそのまま続ければいいし、「〇分後でもいいですか?」と言われれば待ちましょう。
またなるべく上司が分かりやすい方がいいので
「すみません、〇〇の作業をしていて〇点程質問があるのですが今〇分程お時間よろしいでしょうか?」
と聞けたら上司もイメージしやすいと思います。
ティオの模擬就労の報告も必ず「今お時間よろしいでしょうか?これから模擬就労を始めたいと思います。
のような挨拶を日頃から行い本番自然にでてくるように練習を行っております。
ここで大事なのが優先順位です。
上司がお客様と電話をしているところに話しかけに行くなどの場合は難しいかなと思いますので臨機応変に対応しましょう。
どうしても今聞かなきゃいけない時などは、メモを書いて上司に見せるなど工夫が必要です。
しかし臨機応変に対応するのはある程度経験が必要になってくるケースもあると思います。
実際練習してみないと分からない部分はあると思うので、
就労時の不安を少しでも軽減するためにティオの利用者さんは積極的に練習し
ています。
就職に必要なもののイメージはパソコンスキルやその他資格というイメージが強いという方もいらっしゃると思いますが
ベースの自分が会社の中で順応できるかなどの社会人基礎力も大事になってきます。
ティオではその社会人基礎力があるのかどうか、また練習もできるので働く不安を軽減できる支援も行っております。
ご興味のある方はぜひ資料請求、見学ができますのでHPなどからぜひお問い合わせくださいませ。
★★お知らせ★★
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