こんにちは!スタッフの川田です。
今回は、利用者さんを見て感じたことをブログとしてお伝えしたいと思います。
ティオでは、先月から新しく入所した利用者さんがいらっしゃいます。
入所間もないころは、提出する書類をどこにしまっていたかわからなくなってしまったり、提出済か未提出かわからなくなってしまったりと、
身の回りを管理することが少々苦手な様子が見られました。
また、説明を受けて聞きながらメモを取る早さも、少々苦手意識があり、先に進んでいってしまうとパニックになってしまうことがあるとのこと・・・
そこで、面談を行いながら【自分で身の回りの管理をできるようにする】ために何をしていくべきなのかを一緒に考えました。
対策の案としては、
・事前に書類を収納する場所を決め、その場所以外に入れない
・説明の際、後から収納場所まで見返しても分かるようなメモの取り方を行う
・メモや理解が説明の速さに追い付いていない時には、相手にしっかり伝える
が、今回の場合実行しやすいとの事。
最初は過去の習慣を変える事が出来ず、苦戦している様子も見られました。
提出する書類や、説明を行う為に使用する書類も、いざ使用するタイミングとなると行方不明になっている事も・・・
ですが、そんな中でも毎日の訓練の中で諦めず、一つ一つ丁寧に確認していく作業を続けました。
そして・・・
訓練が始まってから1ヶ月ほど経過し、今は自分のファイル内でしっかり管理が行えるように!!
説明を聞きながら取るメモのスピードも、見違えるほど早くなりました♪
利用者さんにどうして改善できたのか聞いてみると、「今まではそのままにしてしまっていた。就労移行に来て、働くためにはここを何とかしなければ、何とかしたい!と思うようになった。それからは意識を変えることが出来ました。」と話してくださっています。
今回の2つは、働く上でどちらも克服しておきたい点でした。
今までの意識を変える作業は、「面倒くさい・・・」と感じる事も多くあるかと思います。
ただ、【これは何のために克服に向かって取り組んでいるのか??】を考える事で、真の目的が明らかになり、目指す理想の為に努力をすることが可能になるのです。
まさに【自己目的】の意識が見られた場面となりました!
札幌の就労移行支援事業所 ティオ中央区役所前では、
今まで直したいと思っていたけれど、ついさぼってしまう・・・
そんな悩みを持った方へ、最後まであきらめずに習慣を変える努力をするために大切な事は何か。ポイントはどんなことかを
体感できる環境で、問題への意識を変える秘訣をお伝えしています。
【ティオ中央区役所前の訓練の特徴】
所長の窪田は大手民間企業、北海道庁、札幌市役所、その他自治体や様々な団体から多くの研修依頼を頂いている北海道で屈指の研修講師です。
さらに、受講者に合わせて異なる説明をすることで小学生から社長に至るまで完璧な理解をさせることができる数少ない能力を持つ講師です。
ティオ中央区役所前でも、働いたことのない20代の方から社長経験のある50代の方までが一緒に受講する中で全員が満足する非常にわかりやすい訓練を行っています。