こんにちは!スタッフの川田です。
今日は、ティオ中央区役所前で訓練を行い、自立型原則を理解し、
とある航空会社の障がい者雇用枠で就職を決定した【Oさん】の近況をお伝えしますね!
「ティオでは自立、自立って言っているけど、それを学ぶとどんないいことがあるの?」
といまいちティオ中央区役所前で取り組んでいることが就職にどう役立つのかイメージできない方、
ぜひ今日のブログから
「こんな時に使えるのかぁ。」
「なんかわかんないけど、役立ちそう・・・。」
と感じて頂けると嬉しいです。
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元利用者さんのOさんは、今年の10月からとある航空会社へ就職。
働き始めて1ヶ月ほど経過した時に企業さんから状況を聴くと、
「順調に慣れていっていますよ。頑張ってくれています」とのお言葉を頂きました。
そんな中12月に入って、Oさんからとある報告を受けました。
【自立型原則の実践報告】です。
ティオ中央区役所前で最も大切な訓練としている【自己活性プログラム】。
その中で伝えている、あらゆるストレスや不安がある時に使うと気持ちが楽になる原則、ルールが
『自立型原則(現在15の原則)』です。
自分がぶつかった壁、不安、ストレスなどの問題をこのルールに当てはめて、その問題について違う角度から見てみる。
そうすることで本当に大切な自分軸を確認出来たり、“今”やるべきことが見えてきてそこに集中できる。
不安なことが頭から離れない時などにも、その辛い状況から自分の力で抜け出すことが出来る、
とても優秀な原則なんです。
Oさんを始め、ティオで自立型を学んでいただいた方の中で【自立型人材エキスパート合格者】の方には、
仕事や私生活でこの自立型原則に当てはめて考える事で不安、ストレスを処理できたという報告をお願いしています。
その自立型原則の実践報告第一号が、Oさんでした!!(ありがとうございます♪)
Oさんは現在の職場で、
「会社の周りの人が、みんなすごく優秀に見えて、自分に劣等感を感じて辛い」
という状況があるとのこと。
この事実に対して、
自立型原則の中から、どの原則を当てはめると気持ちが楽になるとこが出来るか、自分自身で考えて当てはめる。
そして原則に沿った、気持ちが楽になるための行動を考えて、実践する。
この流れで考えたことでOさんは、
「劣等感を感じて辛い」状況から
「流暢に電話対応している周りの人を見て劣等感を感じるのではなく、ひとつでも多く電話対応のパターンを覚える。
新しい電話対応パターンに対処出来たら自分を褒める。」
ことを目標に掲げ、日々仕事に励んでいるそうです。
【劣等感を感じて辛い】という状況から【今の自分が出来ること、やるべきこと】に目を向けて
次のステップに進むことが出来ている事がわかります。
これこそ、自立型人材を学ぶことによって得ることが出来る効果なんです。
気持ちが辛い状況から抜け出し、未来に向けて進むための行動へ意識を変える。
これが出来ると気持ちも楽になれてストレスを感じずに生きることが出来る。
さらに未来へ進むための行動を行うことで自分自身の成長に繋がる。
自立型原則の実践は
社会に出て生きる上で、自分を守るためにも、成長するためにも本当に重要な取り組みです。
このように札幌の就労移行支援事業所 ティオ中央区役所前で訓練を行った方の多くは
社会で何か壁にぶつかった時、立ち止まるのではなく、
現実を受け止めたうえで自分が進むべき未来へのステップとして必要な行動をとることで
充実した社会人生活をスタートしています。
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自立型人材とは、心が穏やかで、ストレスを感じない人。人間関係の刺激に左右されない反応しない穏やかさを持ちながら、自分の能力と可能性を最大限に発揮して人生における道を自ら切り拓いていける人材を言います。
これからの社会を楽に行きていくために、必要な15の原則と75のルールを、わかりやすく、みなさんと理解して身につけていって頂いています。以下のように、ティオの訓練を受けている利用者さんの多くが気持ちが楽になり、生きることが辛くなくなったとおっしゃっています。
気持ちが楽になることで、利用者さんは障がいと向き合いながら、それぞれ目指す分野への就職をしています。是非、皆さんも一度体験にいらしてください。
【学んでいる利用者さんの声】
♦過去の固まった考えを一度自分の頭の中から消すことが出来た。新しい価値観を一度飲み込んで、自分の中に落とし込んでから自分に合うか合わないかの判断をすればいいと思えるようになった。活トレ(ティオでやっている自立型人材育成のための訓練を”活トレ”と言っています)は、自分に根付くと楽になれると感じている。
♦今までは自分の性格は親に責任があると考える事で安心していたがそれでは自分が変われないことがわかり、今は自立型の考え方と自分のポリシーを支えにしている
♦自分の中の固定した考え方から、見方はいろいろあると気づき、さまざまな角度から見る事で自分の成長につなげる事ができるとわかった。