P検(ICTプロフィシエンシー検定試験)は、
タイピングスキルや、Excel基礎、Word基礎のようなOfficeの技術だけでは無く、
職場などでパソコンに関する問題が発生した時の解決に必要な知識や、
その知識を起きた課題、問題ごとに適切に活用して解決するスキルを
学ぶことができる検定です。
まずは、
ICTプロフィシエンシー検定試験の意味についてお伝えします。
【ICT】とは、
「Information and Communication Technology」(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー)の略で、
意味は「情報通信技術」。
身近な例では、
SNS上でのやり取りやメールでのコミュニケーション、ネット通販やチャット等、
人同士のコミュニケーションを手助けすることがICTの活用事例にあてはまります。
似た言葉のITは
ハード・ソフト・アプリケーション・OA機器等の全体を意味するもので、
ICTは「IT技術を使ってどのように人々の暮らしを豊かにしていくか」
という活用方法のことをいいます。
【プロフィシエンシー】とは、
知識や技能を現実の状況に合わせて発揮することができる能力のこと。
職場の環境でいうと、
「職場で発生した課題や問題を自分が持つ知識や技能を発揮して解決することができる能力」
となります。
以上から、P検に向けた学習を進める事で、
「パソコンの知識はあるけれど、現実の問題はどうやって解決したらいいか」を学ぶことができるほか、
より実践的なパソコンに関する能力を身に付けることができるのがわかります。
次に、P検の学習内容やレベルについてお伝えします。
P検の級は、5級から1級まであり、
ティオ中央区役所前では主に【4級】【3級】の取得を勧めています。
4級は、【職場でも良く行われる業務を実施する力】が身に付いていることを証明できるレベルです。
インターネットや電子メール、ExcelやWordの基礎的な知識を知っているかなども問われます。
3級は、【基本的なICTの活用による業務の実施や問題解決を自分で出来る力】があることの証明が出来ます。
一般的に入社時に求められるレベルは、この3級と言われているため、
これから就職を目指していく利用者さんには、3級の取得が最も適したレベルと考え、訓練に組み込んでいる方が多いです。
しかしこれらはあくまでも目安。
どの級を受験するかは
利用者さんご本人と相談しながら負担が少ない所から学習を始めていきます。
最後に受験について。
P検は、【事業所内受験】が可能な試験となっています。
【事業所内受験】とは、
事業所の中で、試験を受けることが出来る制度のことです。
いつもと同じ環境で、いつも使用しているパソコンで試験を受けるので、
リラックスした状態で自分の力を発揮することが出来ます。
「試験に慣れていなくて不安・・・」「緊張しやすい・・・」
そんな方も負担が少なく試験を受けることが出来るのが、P検がオススメな理由の一つに挙げられます。
このようにP検の学習は、就職するにあたって、
ExcelやWordといった技術的なところだけではなく、
就職先で起こる可能性がある問題解決の力を身につけることにつながります。
そのため
自分に自信を持って就職活動や、就職後のお仕事に取り組むことができます。
【札幌の就労移行支援事業所 ティオ中央区役所前の特徴】
ティオ中央区役所前の訓練に取り組んで頂けると、以下の3つが手に入ります
①就職に向けたココロの安心パスポート
②就職してからも疲れにくくなる体力
③就活に必ず成功するポイント(面接・履歴書のテクニック)