何のために仕事はするんだろう?
今回の活トレ(自分を社会で活かす、自分が活きる姿勢を持つトレーニング)の2回目は
このテーマでみなさんとディスカッションをしました。
仕事をする目的として、会社のため、社会のため、お客様に貢献するため、
世界を変えるためなど、大きく自分以外の人や環境のために、
という考え方があります。
素晴らしい考え方です。
最終的にはこの考え方にたどり着いて、しっかりと社会貢献をしたいですよね。
でも、実は「自分のため」、「会社が利益を出すため」という利己的な
考え方も非常に重要です。
いや、逆に利己的な考え方が前提にないと、人のためにという
気持ちだけで仕事や行動を行うことにはデメリットが発生する可能性があるのです。
一般的に「利他の精神」とか、「恩送り」とか、「情は人のためならず」とか
まずは、「他人のため」に活動しようという考え方が正しいことだと言われます。
これを表面的に鵜呑みにして活動することは良くないことだと確信しています。
こんな感情が芽生えるからです。
♦何かをしてあげた時に感謝が少ないと不満を持つ
♦お客様が喜ばれないと、さらにはクレームが来てしまうとと心が折れ
落ち込んでしまう
こんな感情が生まれてしまうのは、利他の精神が大事だ、
人のためにすることが重要だと「表面的」に考えているからです。
これを解消するには、他人軸で考えずに自分軸で考えるようにする
姿勢が重要になります。
承認欲求よりも自己実現欲求で行動するとも言えます。
どのように考えることがバランスをとれる考え方なのか、
皆さんも是非考えてみてください。
人生を変える重要なテーマだと思っています。
それなのに、本質に遡りしっかりと考えていない方が多すぎると
いつも感じるテーマです。
ティオに来て頂ければこのような本当に強く生きていく力を身につける
プログラムを受講できます。
就労移行支援事業所、ティオ中央区役所前は、
とりあえず、利用者さんが仕事に就ければ良いとは考えていません。
何十年も定着して、自分が幸せになること、そして社会にもう貢献できる
人材になること。
また仕事以外の人生において活きている力を身に付けてもらうこと。
利用者の皆さんにとって、人生で大事なこと、本当に人生で役に立つ、
長期的に人生の幸せをつかんでいただけるようなプログラムを
提供しています。