こんにちは!ティオ札幌駅前スタッフです。
このブログでは、精神保健福祉士・公認心理士の視点から
障がいやさまざまな困りごとを抱えながら就労を目指す方に向けて
「心」「生活」「制度・支援」「対人関係」などのテーマで、日々のヒントをお届けいたします。
ご自身のペースで一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。
前回は、【制度・支援編】として、就労移行支援とは?どんな人が対象?というテーマで、支援内容をわかりやすく紹介させていただきました。
▶まだ読んでいない方はぜひ下記からご覧ください
今回は、【人間関係編】の第1回として、「職場の人間関係がこわいと感じるときに」というテーマでお届けします。
「人間関係がこわい」と思う気持ちは自然なこと
「職場の人間関係がこわい」「人と関わるのが苦手で不安」と感じる方は少なくありません。
過去の人間関係のトラブルや、職場の雰囲気にストレスを感じる体験があると、同じ状況に直面したときに不安が強くなるのは自然なことです。
ですが、それは決して「弱さ」ではなく、心が自分を守ろうとして働く自然な反応です。
こわさを減らすためにできる小さな工夫
🌸あいさつだけでOKな日をつくる
無理に会話を広げなくても、「おはようございます」「お疲れさまでした」だけでも十分です。
基本のあいさつができている自分をほめてあげましょう。
🌸距離の取り方を自分で選ぶ
休憩時間の過ごし方や座る場所など、物理的に距離をとる工夫は心の余裕につながります。
自分が心に余裕をもてるスペースや空間はどんな時だろうか・・
それを知ることからはじめるのも大切ですね。
🌸話せなくても自分を責めない
「今日は雑談ができなかった」「話の輪に入れなかった」と落ち込む必要はありません。
職場の人間関係は“完璧に話せること”よりも“自分のペースで関われること”の方が大切です。
あえて、輪の中に入らない選択肢をしても良いんです。
小さな成功体験を積み重ねることで、職場でのストレスを減らしていくことができます。
就労移行支援だからこそできること
ティオ札幌駅前では、訓練の場=職場として考えています。
実際の職場を想定したロールプレイや安心できる環境での練習を通じて、
少しずつ「こわい」という感情を和らげていくことができます。
人間関係は避けられないテーマですが、自分のペースで距離感を調整しながら練習できるのが就労移行支援の強みです。
まとめ
「職場の人間関係がこわい」と思う気持ちは誰にでも起こり得るものです。
無理に消そうとするのではなく、小さな工夫や支援を活用することで、少しずつ安心できる関わり方を見つけていけます。
また、ティオでは、”自分の力で楽に生きていくための秘訣をお伝えするプログラム”も行っています。
過去の出来事から無意識に感じている「○○するべき」というしがらみを手放すためのワークなどもあり、実際にそこから心が楽になったというお声をいただいています。
不安を抱えるのは自然なこと。
だからこそ、一人で抱え込まずに、安心できる環境で新しい挑戦をしてみませんか?
小さな一歩を積み重ねることで、人との関わりはきっと変わっていきます。
あなたのペースで、安心できる未来を一緒に見つけていきましょう。
次回は【心の準備編♯02】「自身がない・・それでも一歩踏み出すには」というテーマでお届けします。
北海道の就労移行支援事業所ティオ中央区役所前・ティオ札幌駅前・ティオ苫小牧では、
自分を見つめ直し、なりたい自分になるためのサポートを行っています。
一人では難しいことも、一緒ならできる。
ティオのサポートは、あなたの人生の分岐点となる可能性であふれています。
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