こんにちは、ティオ中央区役所前です。
カードでトーク開催
「人と話すのが好き」——そんな一言から、今回ご紹介する模擬就労が始まりました。
今回取り組んだのは、3人の利用者さんによるコミュレクの運営です。
コミュレク=(コミュニケーションレクリエーション)
テーマは「カードでトーク」。
会話のきっかけとなるカードを使って、楽しみながらコミュニケーション力を高めることを目的としています。
ではどういう流れから模擬就労を行う流れになったかお話ししたいと思います。
ティオでは毎月スタッフと面談を行っています。
その中で「人と話すのがすき」というワードから
それを仕事としてやってみたらどうか?という話に変わり今回の話になりました。
そこから同じ想いを持っている方と3人で運営を行うことになりました。
いつもは1人で行う模擬就労がメインになりますが、会社で行う仕事はチーム作業が多いと思うので
役割分担を行いながらそれぞれ仕事を行う練習を行っています。
最後には無事成功をおさめ
「また挑戦したい」
「自信に繋がった」とお話しされている方もいらっしゃいました。
今回行った模擬就労の流れを一部ご紹介いたします。
◆ 準備段階:チームで計画を立てる
最初の打ち合わせでは、
「どんなカードを使うか」
「どんな進行にするか」
「役割分担をどうするか」を話し合いました。
進行役、ポスター作成役、カード作成役と、それぞれ挑戦しやすい担当を決め、
全体のスケジュールも共有したりしてお話ししました。
模擬就労の形をとることで、単なるレク運営ではなく、チームとして仕事を進める感覚を意識してもらいました。
みなさん他にも訓練していることがあるため、期日から逆算して優先順位をつけそれぞれ進めておりました。
※打合せの様子
◆ 準備段階:◆カードの作成
カードの作成をしていただいた方には【秋】にちなんだオリジナルキャラクターを作っていただき
いかにみんなが楽しく嬉しくカードをひいてくれるかを考えて作ってくれました!
個性豊かなカードがとてもかわいらしいですね。
◆ 当日の様子:笑顔と会話が広がる時間に
いよいよレク本番の日。
会場のセッティングやカードの配布など、直前の準備もチームで分担してスムーズに進行しました。
参加者が集まると、司会の利用者さんが開会のあいさつを行い、プログラムがスタート。
たくさん練習されたのか声がはきはき出ていてはっきりお話しすることができていました。
「好きな食べ物は?」
「最近会ったいいことは?」
「秋なので新作のかぼちゃ味のお菓子が気になっています」
といったカードをきっかけに、自然と会話が弾みます。
最初は少し静かだった参加者の皆さんも、カードを引くうちにどんどん笑顔が増えていき、
「そうなんですね!」「わかります!」と共感の声があちこちで上がりました。
運営メンバーは、参加者の発言をフォローしたり、場の雰囲気を盛り上げたりと、それぞれの持ち場で活躍。
◆ 終了後のふりかえり:達成感と次への意欲
「思ったよりうまく話せた」「緊張したけど楽しかった」「次はもっと笑顔で話したい」など、それぞれに成長を感じる感想が聞かれました。
ふりかえりでは、良かった点だけでなく「時間配分をもう少し工夫したい」「カードの内容を増やしてみたい」といった改善点も挙がり、次に向けた意欲が感じられました。
模擬就労を通して、計画・準備・実行・振り返りという一連の流れを経験することが、利用者さんたちの大きな学びとなったようです。
◆ おわりに
チームで協力し、準備を重ね、レクリエーションを無事にやり遂げた3人の姿はとても頼もしく見えました。
今後もこうした活動を通して、利用者さん一人ひとりが自信を持って自分の言葉で伝えられるようになることを、スタッフ一同応援していきたいと思います。
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