利用者の皆さんと映画鑑賞会(FFE)を行いました。
FFEというのはFine Films Eventの頭文字です。
人生に影響を与えてくれるような素晴らしい映画を
鑑賞するイベントです。
映画を見て学びを得ましょうというもの。
今回は、『アルジャーノンに花束を』を利用者さん
数名と鑑賞しました。
年齢32才の主人公チャーリイ・ゴードンは知的障がいのため
6歳児程度の思考力しかありません。
そのチャーリイが知的障がいの臨床試験被験者に選ばれます。
動物実験によって賢くなったハツカネズミ「アルジャーノン」
に感動した彼は、脳手術を承諾します。
実験によって彼はみるみる頭が良くなり、後天的天才になる彼は
自身にコンプレックスを抱いており、賢くなればそれが
解決すると思っていました。
実験の成果で願いは叶います。
でもそれがもたらしたのは、よいことばかりではないというもの。。。
実は、一般に流通している映画dvdでは、
ダニエルキースの原作のような
エンディングとは少し違っていました。
鑑賞したみなさんとは原作のエンディングを参考にしっかりと
何を感じたかを考えて頂きます。けっしてハッピーエンドの映画
ではありませんが、こういう映画を見ることも大事です。
就労移行支援事業所 ティオ中央区役所前では今後も定期的に
FFE(素晴らしい映画の鑑賞会)を行っていきます!