こんにちは!スタッフの川田です。
うつ病の方が回復するときには、
【安静第一】→【意欲の回復】→【少しずつストレス負荷を増やす】→【社会復帰】
の順に回復に向かっていきます。
今日のブログは、この【少しずつストレス負荷を増やす】時期に気を付けることを
考えていきたいと思います。
うつ病を抱える方に【意欲の回復】が見られたら、
「買い物に行きたい!」
「友人と会ってお喋りしたい!」
「料理をやりたい!」
などの気持ちが湧き出てきます。
今までの不安感や焦燥感、憂うつ感が薄れ、
「○○を始めたい!!」といった意欲的な気持ちが出てくることで、
少しずつ行動に移る事が出来る様になります。
ここで注意ポイント!!
大切なのは少しずつ行動に移ること
例えば、
「友人と会ってお喋りしたい!」
と思ったら、
理想は【ゆっくりごはんを食べながら、おしゃべりする】ことかもしれません。
でも、久しぶりに友人と会うのに、
長時間、しかもご飯を食べるという行動まで一緒となると
少し負荷が強すぎると思いませんか?
ずっと筋トレをしていなかった人が、いきなり腹筋100回!スクワット50回!
と立て続けに行ったら、次の日「筋肉痛で動けない・・・」なんてことになりかねません。
これはうつ病の方も同じです。
「○○したいな」と思ったら、その50%を目標に取り組んでみることが、
着実な回復には重要なのです。
「買い物に行きたい!」と思ったら、
いきなりデパートなどの大型店は避け、
近くのコンビニや小さいスーパーから挑戦してみましょう。
「友人と会ってお喋りしたい!」なら
長時間のおしゃべりやご飯はもう少し先のお楽しみにして、軽くお茶をする程度で我慢です!
「料理をやりたい!」と思ったら
1食の全てを作るのではなく、
1品に留めて残りはお惣菜や他の人に協力してもらうのが良いでしょう。
少しずつの行動が、うつ病からの回復を結果的に早めてくれます。
是非参考にしてみてくださいね!!
札幌の就労移行支援事業所 ティオ中央区役所前で行っている
【就職に向けた取り組み】も同様の考え方を取り入れています。
久しぶりの復職、社会復帰となる方は、
生活リズムを整えることから、無理なく調整していく過程を大切にしています。
リズムに慣れてきたら、負荷を少しずつかけていき、
就労に耐えられる体力や精神力を身に付けることを目標としているので、
どんなにブランクがある方も、
確実に就労に向けてステップアップすることが出来ます。
「何年も社会に出ていなくて、リズムを取り戻せるか心配・・・」
といった方、ご安心ください。
ティオ中央区役所前では
無理のないペースで、
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