こんにちは。スタッフの川田です。
本日はコミュトレの第5回目でした。
前回は相手を褒めることで生まれるパワーについて
皆さんと共有しました。
今回は褒め方によって変わる効果について学びます。
たとえば、みなさんの仕事場に小学生のお子さんが見学に来たとします。
皆さんから小学生に大きな声で元気よく挨拶をしました。
すると見学が終わった帰り際に小学生が
「さっきのあいさつ、結構よかったよ!」
といいました。
このとき、皆さんはどう感じるでしょうか?
利用者さん同士話し合って出た意見として、
「何とも言えない」「ムカッと来る」「この子達に言われたくない」
など・・・。
あまりいい気持にはならないと感じる人が多いようです。
では、相手がうれしくなる褒め方とはどんな褒め方でしょうか?
ここで大切なことは、
『直接褒めずに感謝を伝える』
ということなのです!
直接褒めると照れる人がいたり、上から目線だと感じる人もいます。
わたしも否定してしまいがちでした・・・。
感謝・尊敬を伝えるということは
メッセージの主語を「You(あなた)」ではなく「I(わたし)」にすること。
「You」メッセージではなく「I」メッセージにする
ということになります。
例えば、
「(あなたは)ゴミを拾って偉いね」
ではなく
「(わたしは)ゴミを拾ってくれて助かります」
と伝えます。
この「I」メッセージの特徴は、
・「そんなことはない」と否定できない
・上から目線に感じない(評価に繋がらない)
などがあり、相手を褒めるという点では同じでも、
伝わる印象が大きく変わるのです。
改めて言われなければ、なかなか気づけませんよね。
わたしは今回を機に、常に相手に対する感謝の気持ちを大切にしたいと感じました!
このように就労移行支援事業所 ティオ中央区役所前では、
普段気づくことのできないコミュニケーションのポイントを
わかりやすくお伝えしています!