2021.11.4

その他

統合失調症ってどんな病気?第2弾~病気の経過と治療について~

こんにちは。スタッフの深井です。

前回に引き続き、精神疾患の代表的な病気の一つ、統合失調症についてお伝えしていきたいと思います。

前回の第1弾ブログはこちら

 

余談ですが、統合失調症を患っていたと考えられる歴史的上の人物に、「叫び」で有名なノルウェーの画家、ムンクがいます。

「叫び」には、赤く染まったフィヨルドの夕景と不気味な形、橋の上には叫びに耐えかねて耳を両手でふさいでいる男性が描かれています。その男性こそ、ムンク自身だといわれているそうです。ムンクがこの作品を描いたのは1893年で、その10年後あたりからはっきりとした精神症状をきたすようになり、その後精神科医のもとで療養生活を送ったそうです。精神症状は被害妄想が中心で、ムンクが統合失調症にかかっていたことはほとんど間違いないとされているようです。その他にも、同じ画家であるゴッホも統合失調症だったのではないかと言われています。

想像でしかないのですが、幻覚妄想などで辛い心の内を絵に描くことで表現し、何か気持ちの安定を図られていたのでしょうか。そんな状況だからこそ描けるものがあるのかもしれませんね。

近年では、日本のお笑い芸人 松本ハウスの加賀谷さんも統合失調症を乗り越えて復活し、そのエピソードを書籍として出版するなどされ、お笑いライブをしながら統合失調症の理解を呼びかける活動もされています。

病気とうまく付き合いながら、社会で活躍されている方は沢山いらっしゃいます!

 

一般の方でも、自身の体験や日々の生活をブログでアップされている方も沢山いて、リアルな声を聴くことができますよ。こちら

 

●統合失調症ですが、一般企業に就職しました

統合失調症を克服し、一般企業に就業したことが書かれています!

 

●うさぎくん、精神病院へ行く

こちらのブログは、漫画で書かれていて、ゆるい感じが癒されます。

 

 

では、病気はどのような経過をたどるの?

一般的に、統合失調症の経過は4段階に分けられます。それぞれの時期により特徴的な症状も変わってきます。

1⃣前兆期

特に目立った症状はありませんが、何となく変だと感じるようになります。眠れなかったり、イライラしたり、集中力が低下するなどの症状が続きます。誰もがよく経験する症状なので、本人も周りの人も気づかないケースが多くあります。

2⃣急性期(数週間単位)

幻覚や妄想など不思議な体験をすることから、自分の中で何か変だと感じながらも、自分が病気だと思えず、他人から見ておかしな行動をすることがあります。また、周りの出来事に敏感になり、不安や緊張を強く感じたりします。

3⃣消耗期(数か月単位)

幻覚や妄想などの目立った症状は少なくなりますが、元気がなくなったり、やる気が起こらなくなったりします。これは、急性期に心と体のエネルギーをたくさん使ってしまったことが原因と考えられていますので、薬を飲み続けながら、ゆっくりと十分に休むことが必要です。

4⃣回復期(数か月~数年単位)

症状が少しずつ治まり、無気力な状態から脱していきます。少しずつ元気が出てきて心も体も安定してきますので、焦らず、ゆっくりと生活の範囲を広げていきましょう。また、再発予防のために薬を忘れずに飲むことが大切です。

 

 

どのような治療をするの?

代表的には、による治療とリハビリテーションの2種類があります。

急性期には、薬による治療が基本となりますが、なるべく早い時期から2つの治療法を組み合わせていくことが大切です。

 

①薬物療法

さまざまな種類があり、同じ種類の薬でも錠剤、粉薬、注射剤など異なる形の薬が用意されていることもあります。医師と相談して、自分に合った薬を見つけることが大切です。

そして、何よりも大切なことは、薬をきちんと飲み続けること

薬を飲むことを忘れたり、「よくなったからもう大丈夫!」と患者さん自身の判断で飲むことをやめてしまうと、再発の危険性が大きくなります。飲むのを止めると再発の危険性は約5倍というデータもあるようです。

再発を繰り返すと、その分病気の回復にも時間がかかったり、様々なリスクも高くなってきます。薬を飲み続け、安定している状態を長く保つことがとても重要です!

 

 

近年は、調子が悪くなった際のサインを見逃さないように、クライシスプランというものも知られてきています。

クライシスプランとは?

自分の調子が悪い時はどういう時か

そういった時、どう対処するか

周囲の人にはどのように対応してもらうと良いか

病状悪化のサインとその対処方法などをわかりやすく一覧にした計画表です。

クライシスプランを患者さんと一緒に作成し、家族・地域支援者・病院スタッフなどで共有して地域生活への定着に繋げていきます。こういったものを、就労先の企業とも共有できると、病状が悪くなる前の段階で早めの対処が出来るので、より長く安定した仕事定着につながるかもしれませんね✩

 

 

②リハビリテーション

病気の症状で症じる「生活のしづらさ」を改善し、スムーズに安定した生活を送れるようにすることを目的に行います。

社会生活技能訓練(SST)・・社会での具体的な場面を想定したロールプレイ形式の訓練で、その場にふさわしい対人行動を身につけることを目的にしています。対人関係を良好に維持する方法や、ストレスへの対処法などのスキルを学ぶトレーニングです。

作業療法・・作業療法士の指導のもと、手芸や園芸、料理などの軽作業を通じて、楽しみや充実感といった感情の回復を図ります。これにより、日常生活や社会参加に必要な能力の回復・維持が期待できます。

精神療法・・療機関などで患者さんの精神的なサポートを行います。面談を通じて、不安や辛さの解決方法を探っていきます。

心理教育・・病気の症状や原因、治療法などについて正しい知識を学ぶことで、病気に対する理解を深め、病気との付き合い方や前向きに治療に取り組む姿勢を身につけることができます。

 

 

今回の内容は、以上になります。

ご覧いただき、ありがとうございます(*^^*)

次回は、利用できる制度や就労支援サポートなどについてお伝えできたらと思います✩

 

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